二代目眉仙、「花開蝶自来」禅語を題材とした映像作品を手掛けました。
花(はな)開(ひらかば)蝶(ちょう)自(おのずから)来(きたる)。
花が咲けば蝶が自然と寄ってくるように、徳があれば自然と人は集まってくる、という無心を説く古き禅語「花開蝶自来」を題材とした、平松聖悟さんのカリグラフィー作品を撮影、編集担当致しました。
- 平松聖悟(二代目 眉仙)
- 熊本市生まれ。熊本県立第二高等学校第一回卒。父・平松敬堂(元、日宣美会員)に、デザインと書道を師事。デザインセンター、広告代理店・萬年社を経て1975年クリエイティブスタジオMOV設立。2006年キャリアデザイン・エンタープライズ設立。2008年デザイン墨道研究室・聖墨会設立。現在、グラフィックデザイナー、デザインコンサルタント、デザイン墨道家として国内外で活動中。
- デザイン書道家、CIデザイナー、グラフィックデザイナー、アーティスト、イベントプロデューサーなど広範囲に活動し、ラハティ国際ポスタービエンナーレ、ワルシャワ国際ポスタービエンナーレをはじめ国内外のコンペティション多数受賞。デザイン版画の作品は、ニューヨーク近代美術館、カナダストラットフォード美術館、コネチカット大学など、国内外の美術館、大学などにパーマネントコレクションされている。
実写映像+モーショングラフィックス。「花開く」様をアニメーションと実写映像でオープニングを表現。
墨の滲むアニメーションで「花開く」イメージをアイキャッチビューに採用。
花の鮮やかさを感じさせるような淡いカラーを多数入れました。
合わせてタイムラプス撮影の花開く実写映像も取り入れ、グラフィカルなインクアニメーションの後に「蝶」が生まれて飛び立つシーンをオープニングとしました。
花・開・自・来の揮毫シーンに蝶のグラフィックアニメーションを合わせる。
「花」「開」「自」「来」と順を追った(蝶を意図的にはずした)揮毫シーンから、オープニング終盤でも採用した紫の蝶々を使い、「蝶」をデザインした漢字が出現する演出にしました。
ソフトウェアアプリケーションは主に「Adobe After Effects」「Adobe Premier Pro」を使用。